部屋とワイシャツとふみちゃん家のたまご河内裕美です。先日、とあるシェフの方とお話しする機会があり「料理人は春になると卵を一番使うだんよ」とおっしゃったので「どうしてですか?」と尋ねると「卵の旬は春なんだよ」とおっしゃいました。へ~~~そうなんだ!!初めて聞きまして。。。。知らんかったんで調べてみました

卵の旬は2~4月

「冬から春にかけては産卵量が減り、たまごが母体内で成熟される期間が長くなるため栄養価が高くなり、美味しいと言われる。ただしこれは、有精卵の場合のみ」
というわけで有精卵の場合、ということでした。
多分、一昔前の言い伝えなんでしょうね。大寒の卵のときもブログに書きましたが、寒くて産まない冬の卵は超貴重品だったわけです。現代の飼養方法だと冬に産卵量が減るということはないんです。人間が食べていくのがやっとの時代、想像ですが鶏のエサはクズ野菜や残りごはんだったのではないでしょうか?栄養が足りないと卵は産めません。。。ましてや寒い縁の下で暮らさないといけないとなると、体力は寒さをしのぐほうへ使われてしまいます。これでは卵を産む体ができませんね。現代のニワトリは、タンパク量の多い餌を食べることができ、風や雪を遮る建物があるしで寒くて産まなくなるということがなくなりました。

現代では夏のほうが怖いですね。熱中症は鶏にも起こります(>_<)新聞にも載ることがあるのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、鶏の熱中症での大量死は毎年問題です。猛暑が卵不足を招いていることもあります。

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ヒロミ

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代表取締役(有)菅藤養鶏場
菅藤裕美(すがとうひろみ)です(有)菅藤養鶏場で生産管理、配達などしております。
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