先日、神戸のメリケンギャラリーさんで農・響のイベントをさせてもらったときにやはり一番多かった質問が「このたまごいつまで食べられるの?」というものでした。

生で食べられる期間です

卵のパックに記載されている賞味期限は生で食べられる期間です。それを過ぎたらしっかり加熱して中まで火を通して食べてください。「生で食べられる期間」というのはどういうことか?万が一、卵にサルモネラ菌が存在していても生で食べられる期限のことです。卵黄を覆っている「卵黄膜」は保存温度や保存期間と一定の関係で弱化する性質があり、一定レベルまで弱化が進むと卵黄の成分(鉄、脂質など)が卵白に移動してしまいます。すると、サルモネラ菌が増殖しやすい状態になり万が一、卵にサルモネラ菌が存在した場合は急激に増殖します。卵黄膜が弱化してから、サルモネラ菌が急激に増殖し始める期間は保存温度といていの関係があり、その期間はハンフリーの方程式で求めることができます。

D=86.939―4.109T+0.048T²   D:菌の急激な増加が起こるまでの日数  T:保存温度

Tに次のように温度を入れた場合
夏期(8月:27.2℃) D=10.69
春秋期(6月:21.5℃) D=20.78
冬期(3月8.9℃) D=54.17

冷蔵庫保管期間7日を加算すると・・・
夏期(7~9月) 採卵後17日以内
春秋期(4~6月、10~11月)  採卵後27日以内
冬期(12~3月) 採卵後61日
実はこんなに長く食べれるんです。でも、賞味期限を設定するうえで決まりがあります。産卵日を起点とし、21日以内とするというもの。なので、夏以外は21日が限度ということになります。

ご飯にかけて食べたいものは何ですか?という質問に「卵」と答えた人が1位でした。みんな生たまご大好き♡卵の安全を守るために今日も頑張ります

 

 

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hiromi

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菅藤裕美(すがとうひろみ)です(有)菅藤養鶏場で生産管理、配達などしております。reggae大好き☆猫ちゃんも大好き☆海外ドラマ大好きで構成されています。趣味はフラメンコです