卵の値段あんまり変わってないんだけどーーーーーーーー!!!!!
河内です。汗が出て出てあせもが出てます。そう、「物価の優等生」なんて呼ばれる卵。モノの物価はどんどん上がっているのに卵だけはほとんど変わっていないんです。昭和30年ころにゲージ飼いが浸透し始めて卵の価格は安定してきました。輸入されるトウモロコシの値段も高くなかったことで養鶏農家は増えました。100万羽なんて想像もつかないような羽数の農場も現れ、にわとりは増加の一途をたどります。数が増えれば供給が安定してくるから値段も上がりません。そうやってず~~っと卵は戦後とあまり変わらない値段でした。

でした!!!

ここへきて、変化が現れました。私がこの業界へ入ったのは14年前。24歳の時。14年の間に、今までなかったことがたくさん起きました。鶏インフルエンザの発生、その後の卵価(卵の価格)急落、からの上昇。徐々にトウモロコシが燃料に使われ始め(バイオ燃料)餌価格は毎年上がっていきました。「空舎期間延長事業」という生産調整が行われたことで冬の卵が足りなくって価格は上昇。さらに思いがけない酷暑で鶏がバタバタ死んで鶏が少なくなり卵が足りなくなった。そして東日本大震災が起こり、被災地での養鶏が難しくなったことで卵が足りなくなり価格の上昇がありました。からの下落。。。鶏インフルエンザ発生後に生産者が減ったことも卵不足の一因です。後継者がいない鶏舎に「設備投資をすることをしない」と決めた方が少しずつやめていかれました。消毒ゲートなどの施設や開放鶏舎からウィンドレス鶏舎にするという大規模な投資をしないと決めた方々です。多くは高齢の方だっと思います。鳥インフル発生直後は、卵代より餌代のほうが高いというなんとも切ない時期がありました。これが続くとやっていけなくなる養鶏場が出てくるのも当たり前です。そして今年も卵は高値です。多分、安価なたまごの時代は終わったと思います。

卵が足りない

今年に入ってからも「卵が足りない」という状況はずっと続いています。消費者の方にはピンとこないかもしれませんね。スーパーの卵っていつもありますから。そいういった家庭向けの卵ではなく、加工用の卵というのがず~~と不足しているのです。加工用というのは、マヨネーズ・パン・コンビニのおでんの卵、ハンバーガーにはさんである月見も加工の卵と呼ばれるものです。これが足りないらしい。人の数より鶏の数のほうが多いのに変な感じがしますよね^_^ 世羅町、広島県だけで考えても鶏の数のほうが人口より多い。でも足りない。

この高い、安い、というは卵相場のこと。卵相場って変なんよねー。餌が上がっても卵が上がらんのんじゃもん。それって農家のためになっとん??ていつも思います。卵が高いときも安いときも農場では同じように鶏を飼育します。安いから雑に飼うことはないし、高値だからいつもより丁寧に、なんてこともありません。いつも同じように鶏を大事に飼ってる。理不尽、、腹立たしさを抱えてきたけどいまはどうでもいいです(笑)ふみちゃん家のたまごが好き!!ていうお客さんに買ってもらえているから☆

今日は広島に世界で初めて原子爆弾が投下された日。平和って、いまここに生きていて、卵が美味しく食べれてそれを共有することができること。世界のおなかをすかせた人に卵がいきわたる世の中にしたい。
LOVE&PEACE 河内裕美

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hiromi

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菅藤裕美(すがとうひろみ)です(有)菅藤養鶏場で生産管理、配達などしております。reggae大好き☆猫ちゃんも大好き☆海外ドラマ大好きで構成されています。趣味はフラメンコです